肩甲骨はがし

  • 肩甲骨周り動きが鈍くなった
  • 肩甲骨がガチガチに硬くなった
  • 姿勢が悪く丸くなっている
  • 肩こりや首コリでつらい
  • 腕が上がりづらい

肩甲骨の役割とは?

肩甲骨の役割

肩甲骨は、逆三角形の形をした手のひらサイズの平たい骨です。背中の左右対称にあり、背中に張り付く感じで首から肩の筋肉 僧帽筋(そうぼうきん)僧帽筋の下にある菱形筋(りょうけいきん)肩甲挙筋(けんこうきょきん)、また、棘上筋(きょくじょうきん)や棘下筋(きょっかきん)といった沢山の筋肉・靭帯で支えられています。この宙ぶらりんになっている構造のおかげで、肩の回旋や腕の上げ下げといった運動ができるようになっていなす。

長時間のデスクワークや偏った姿勢での作業、車の運転などで同じ姿勢が続いたり、肩甲骨周りの運動不足になると、肩や首・腰のコリや痛みなどにもにつながります。首から肩、背部、時には腰部の不調に関して、肩甲骨が大きく関係しています。同じ姿勢を続けることで、肩甲骨周囲の筋肉の疲れや緊張状態が続き、血流が悪くなります。その結果、筋肉がこわばり、硬くなります。肩甲骨周囲の筋肉は、肩や首の動きに関連しているため、筋肉が硬くなった結果、肩や首のこり、痛みや重だるさ、可動域が低下し、腕が上がらないといった状態につながります。

肩甲骨はがしとは?

 

『肩甲骨はがし』

肩甲骨の動きを本来の位置に戻すストレッチ
“ 肩甲骨はがし ” は、肩甲骨周りにある筋肉をほぐし、肋骨とのすき間を作り、肩甲骨本来の動きを取り戻すストレッチです。肩甲骨をさまざまな方向に動かし、筋肉の動きを回復させます。肩甲骨周囲を硬いままにしておくと、体の不調だけではなく、精神的な負担も増え、日常生活に支障が出ることもよくあります。

肩甲骨はがしにより期待されること

からだ全体筋肉・関節の柔軟性向上、血流の回復、それにともなう首・肩こりや猫背や姿勢が良くなる、肩周りの可動域の拡大などがあります。

 

肩こり・首こりの緩和

肩甲骨周りの筋肉を柔らかくすることで、肩や首の筋肉の緊張が和らぎ、肩こり・首こりを回復することに期待が持てます。

猫背・巻き肩の回復

肩甲骨の可動域が広がり、正しい姿勢が取りやすくなります。

腕の上げやすさの向上

肩甲骨の動きがスムーズになることで、腕の上げ下げが楽になります。

血流の回復

筋肉がほぐれることで血流が回復され、冷えの回復にも繋がります。

柔軟性の向上

肩甲骨周りの動きが向上することで呼吸が深くなり、柔軟性の向上も期待できます。

 

岩崎整体整骨院の肩甲骨はがしの施術

岩崎整体整骨院の肩甲骨はがし施術

当院の “ 肩甲骨はがし ” は、肩甲骨を無理に引っ張ったり、肩関節をボキボキとはしません。

ソフト整体で肩甲骨に術者の手を当て患者様の呼吸を読み取りながら、硬く委縮している筋肉を少しずつ柔軟性が出るまで時間をかけて緩める方法です。ほとんどの方は痛みは出ません。当院の施術で痛みを感じるようであれば、それだけ重症度が強いと思われた方がいいかと思います。

肩甲骨周りはたくさんの筋肉・靭帯で支えられています。奥深い筋肉は腰や仙骨の方まで繋がっていますから ” 肩甲骨はがし ” の施術だけでなく、お体全体の施術が必要です。

体にある程度の柔軟性が表れてきたら、ご自身の力で回復していくことに期待が持てますが、段々と、次第に肩こりや、巻き肩・猫背傾向が強くなってきているように感じる方は、それを放置しておくと、ますます肩周囲にこわばりが蓄積されていくことでしょう。私が施術中に良く出す例え話に、鍋の焦げ付きの話を使います。うっすらとした程度の焦げ付きなら、割と簡単に磨き粉や金タワシできれいにできることでしょう。でも、煮物などをガチンガチンに焦げ付かせてしまったら、やすりで削ぎ落とさないといけなくなっているでしょう。場合によっては元通りにできなくなっていることもあります。そこまで蓄積させないで、肩・肩甲骨周辺の不調の軽い段階での施術ケアをするなり、運動やストレッチ等をお薦めいたします。

                       

                         文責 柔道整復師

                             岩崎洋治

 

肩甲骨はがしのよくある質問

 

Q 肩甲骨はがしの対象年齢はありますか?

A 肩甲骨はがしの施術の対象年齢はありません。

  幼時からご高齢の方まで幅広く施術ができます。

Q 特に肩こりを感じていませんが、肩甲骨はがしをしても大丈夫ですか?

A 実は、肩こりを感じていない方は多くおられますが、当院に来られる方8~9割の方は

  肩回りの回旋や可動域が小さい方が多いです。ご自身で感じておられなくてもお身体

  全体の調整メンテナンスは必要です。