自費施術と保険施術の違い

  • 整骨院で保険施術とは?
  • 自費施術とは?
  • 交通事故の施術は保険が使える?
  • 整骨院(接骨院)と整体院・マッサージ屋さん違いは?
  • 岩崎整体・整骨院の考え方は?

自費施術と保険施術について

整骨院での保険施術とは?

  • 整骨院(接骨院)で、お体のメンテナンスや肩こり、慢性腰痛などは保険施術の対象外です。
  • 問い合わせで、“ お宅は健康保険を使って治療ができますか ? ” との電話があります。どのようなお体の状態なのでしょうか ? とお聞きしますと、        肩こりが辛くて・・・、    頭痛が辛く・・・、            以前から腰痛が・・・、と言われる方が多いです。当然のことですがこう言った慢性症状では保険での対応はできません。
  • では、ギックリ腰の方は急性 ? と聞かれることもあります。そもそも何故ギックリ腰になるのでしょうか ? 重い荷物をもったから ? イスから立ち上がろうとしたら時に、急に腰が痛くなったと言われる方が多いですが、原因は重い荷物やイスからの動作ではありません。日頃の腰の疲れが蓄積したまたま重い荷物を持った時、脚・腰を支える筋肉に力が出しにくい状態でイスから立ち上がった時がきっかけで痛みが急にでてきたのです。ギックリ腰で歩けなくなり抱え込まれて来られる方がいますが、必ず慢性的に腰に疲れが溜まっています。
  • 数十年前までは、“ ほねつぎ ” という技術がありました。が現在は法律上、“ 緊急時の応急処置 ” 以外、“ 医師の同意 ” がないと施術を行ってはいけないことになっています。幼稚園生の年齢で、“ 肘内障(ちゅうないしょう)” という亜脱臼症状があります。この場合、保険は扱ってはいますが年に数人程度です。

 

鍼灸(しんきゅう)院の場合、鍼(はり)、灸(きゅう)施術において、医師の同意を得ることで健康保険が適応される場合もあります。(症状が限られています)

交通事故の機能復帰・リハビリは、自賠責保険を使って整骨院でも治療可能です。

 

 自費施術とは?

自費施術とはいわゆる健康保険を使わない施術です。施術内容は自由ですから自由診療とも言われます。

骨盤矯正や体調を整えることを目的とした調整等はこの自費施術になります。自費施術でしっかりとした治療を受けることにより早期の回復が可能性があります。

 

 交通事故の施術

交通事故でのむちうち症状や腰の痛みの改善、関節の可動域を増す機能回復・リハビリを受けることができます。交通事故での施術は被害者(自損事故以外)・加害者・同乗者に関係なく自賠責保険を使っての施術ができます。

 

整骨院(接骨院)と、整体院・マッサージ屋さん違いは?

整体院は国家資格ではなく民間療法の認定資格です。(国家資格の柔道整復師が整体院として開院の場合もあります)。整体院では健康保険は取り扱いはできません。施術内容は自由で、料金も整体院によってマチマチです。整体院で自賠責保険を使っての交通事故の施術は受けることはできません。技術・知識・料金とも整体院により差があります。

マッサージ屋さんは、国家資格の施術者が1人いれば開院できます。

岩崎整体・整骨院の自費施術の考え方

当院は健康になっていただくため、お体をしっかりと検査し、痛み・しびれの原因、お体の不調に向き合い全身の調整をします。健康保険の施術は行っておりません。交通事故の施術は自賠責保険扱いのみ対応させていただきます。

 

1・岩崎整体整骨院の自費施術の流れ

  完全予約制

 

1・カウンセリングと検査 

どこが、どのようにつらいのか ?、体の柔軟性や可動域の確認。足の状態や姿勢の状態を

確認します。                

 

2・施 術  

検査の状況を説明後に痛み、しびれの原因を見極め関連するポイントや反応のある部位や筋

肉、ツボに手技で調整します。

 

3・説 明

施術前・後の姿勢や可動域の確認とお体の状態説明、気を付けていただきたいことや、

自宅や職場でできるストレッチ等お伝えします。

お体は筋肉、筋膜でつながっています。そして、痛み、しびれに関連する反応が出やすい

場所があります。(例えば、心臓の不調は左背部、肝臓の不調が右背部等に出やすいです)

痛み、しびれ以外にもご自身で感じていない不調もあります。血流・リンパの流れが滞っている方もいらっしゃいます。当院ではお体全身の調整・施術をしますので1回の施術で6~7割の方が施術後のお体の変化に驚かれたり、ぐっすり眠れたとのお声を頂いております。1~2割の方でからだの変化に気付かれない時も、2回 ~ 3回目の施術後には変化を感じておられます。

 

2・痛み・しびれについて

当院に来られる方のなかには、どこに行ってもなかなか回復されないで、複数の整形外科にいかれたり・いろいろな整骨院での施術を受けられた方、友人紹介やホームページを見られて来れています。岩崎整体・整骨院のホームページ「初めての方へ」の欄を読んでみて下さい。

痛み、しびれ(慢性痛を含む)を正しく理解して、痛みへの不安や恐怖を取り除くことが大切です。そうすることで少しづつ動ける、また、動かせられるようにもなり、体や筋肉の状態が改復方向へ向かいます。

◆残念ながら、現時点でも医学的にも解明されていない原因不明の痛みもあるようです。

◆また、体を構成している部品の中には元通りには戻れない部品もあることを頭に入れてお

 いてください。

長年の慢性痛を改回復する治療法を行うにあたり、痛み「ゼロ」ではなく、痛みを「コントロール」することを目標とします。それは、痛みを完全に取り除くことは非常に難しいことだからです。その難しいことを、あえて目標にしない方がいいと思います。
   
なぜなら、「痛みがあるから何もできない」と考えて長期間何もしないことで逆に痛みを長引かせてしまうからです。「痛くてもここまでならできる」と考え方を切り替えて、少々痛みがあっても自分がやりたいことをやるということを試してみて下さい。

痛みをゼロにすることだけを目指していると、上手くいかなかったとき、思っていた程の改復がなかった時に、失望感や恐怖だけが残ってしまいます。

 

3・メンテナンスについて

痛みそのものにとらわれ過ぎずに、痛みをコントロールして、日常生活の質を良くすることを目標とすることが大切です。

ご自身の背中を診(み)ることは、なかなかできないと思います。

お体の使い方や年齢といった個人差はありますが、動かさない筋肉は痩せ細っていきます。また、動かさない関節は錆(さ)びついていきます。特に季節の変わり目や多忙でお体を酷使される方、偏った使い方、同じ姿勢の作業が多い方は日頃からのお手入れが大切です。痛み・しびれが出てから、疲れがたまってからの施術は当然のことですが、痛み・しびれのない生活・痛み・しびれが出にくいお体のためには月に1~2回、最低でも年に4回くらいのメンテナンスが必要です。質の良い生活を目指していきましょう。

 

                          文責

                          柔道整復師   岩崎洋治

 

 

自費施術と保険施術についてよくある質問

Q  同じ腰痛で保険が使える整骨院がありますがどうして保険が使えないのですか?

A   慢性腰痛は慢性のため当然のことですが保険は使えません。

  筋肉疲労による腰痛(同じ姿勢でのデスクワーク・畑仕事・子供の抱っこ・

  ギックリ腰等)筋肉が年齢とともに退化・減少による腰痛 ヘルニアや腰椎の分離

  による腰痛も保険対象外です。

  お体は全身が筋肉や筋膜で繋がっています。腰だけ施術をしても回復に時間がかかり

  かえって悪化になることもあります。腰はお体の要。基礎、土台です。

  早い段階で回復することを心掛けていかれるとよいと考えます。

  交通事故のケガによるによる打撲や捻挫は保険扱いとなります。